
本書の中心テーマは、なぜ日本の不動産価格がここまで上がっているのかです。
東京・港区では超高級タワーマンションが数百億円で取引され、晴海フラッグには投資目的の買いが殺到。北海道ニセコでは海外富裕層が別荘を買い占め、熊本では半導体工場進出を見越して投資マネーが流れ込むなど、日本各地で局地的バブルが起きています。
その背景に、
- 円安で日本の不動産が海外勢に割安に見える
- 日本は所有規制が比較的ゆるい
- 再開発による将来値上がり期待
- 日本の治安・インフラの良さ
つまり、「住む家」としてではなく、資産として日本の土地・建物が買われているのです。
不動産価格の高騰で、一般の日本人が都心で家を持つことが難しくなりつつあります。
一方で、富裕層や投資家はさらに利益を得る構図が生まれ、格差が拡大しています。
これは単なる不動産ニュースではなく、日本社会の未来を映す問題だと警鐘を鳴らしています。
学べるポイント3つ
- 不動産価格は「需要と供給」だけでなく世界マネーで決まる
- 再開発や大型工場進出は周辺地価を大きく変える
- 家は生活必需品であると同時に投資商品でもある
一言でまとめると
**「令和の不動産高騰の裏側にある欲望・海外資金・格差を暴いたリアルな一冊」**です。